一般社団法人高知県グリーンディール協会「金融機関向けセミナー」を開催しました
2022.12.21
お知らせ
12月19日(月)荒川電工テクニカルセンターにて、一般社団法人高知県グリーンディール協会では初となる「金融機関向けセミナー」を開催いたしました。
今回ご参加頂いた金融機関は、地元の高知銀行様及び四国銀行様でしたが、金融機関だけではなく、会員企業もリモートを含め多数の参加を頂きました。
荒川会長の挨拶の後、
第一部は、雑誌PVeye 発行人兼編集長 川副暁優様による
「脱炭素と高知県経済~カーボンニュートラルに向けた金融機関の役割~」と題する講演を、
第二部では、パシフィックパワー株式会社 事業推進部部長 芦刈義孝様と、
株式会社日立パワーソリューションズ ソリューション事業推進本部 フロントエンジニアリング部(EN2) 担当部長 佐藤千春様の二人による全国事例をご紹介いただきました。
川副様の講演では、日本における脱炭素化が進んだ背景から始まり、地域の中で電源を保有することで活性化にも繋がり、そのためには地銀の協力が必須であるというお話をしていただきました。
芦刈様と佐藤様による全国事例の紹介、質疑応答、最後に川副様による総括をいただきまして、セミナーは盛況のうちに無事終了いたしました。
お話の中で、地方ほど脱炭素化への意識が高いのは、背景に人口減や少子高齢化、将来への不安という要素があり、それが脱炭素化により持続可能な地域経済発展が見込まれ、魅力的な街づくりに繋がるという考えから、官民連携して取り組んでいるというものがありました。
同じような問題を抱えている高知県も、脱炭素化により問題解決をしていくべきではないでしょうか。再エネの宝庫である高知県にはそのポテンシャルがあります。
一般社団法人高知県グリーンディール協会は、今後もセミナーの開催の他、様々なシンポジウムの実施に加え、脱炭素化への取組のお手伝いをさせていただきます。